同じLTEでも75Mbpsだったり150Mbpsだったりする理由

ソフトバンクやauのLTE、ドコモのXiは、3.9Gと言われる通信世代です。

便宜上4Gという表現を使うことを公式に認められているので、4G通信と呼ぶ人もいます。

体感で3G通信の10倍とも言われている高速通信は、スマホでのインターネットを快適にしてくれました。

同じLTEでも周波帯が違ったり、通信方式が違ったりと色々あります。

さらに、これからはCA(キャリアアグリゲーション)という言葉が出てきているので、LTEも複雑です。

LTEの違いを理解するポイントは、周波帯域です。

 

まず、LTEの通信方式にはTD-LTEとFDD-LTEがありますが、これらの違いは今はそれ程気にする必要はありません。

上りと下りのデータ通信の違いで、TD-LTEでは上りも下りも同じ周波帯域を用い、時間を細かく区切って上りと下りを切り替えています。

一方FDD-LTEは上りと下りの周波帯を分けて通信を行います。

今のLTEは各社FDD-LTEを採用しているので、この違いを気にする必要がありません。

 

同じLTEでも、通信最高速度が37.5Mbpsだったり75Mbpsだったり、150Mbpsだったりと大きく変わります。

一見複雑そうですが、速度の違いは単純に割り当てている周波帯の広さの違いです。

5MHz幅なら37.5bps、10MHz幅なら75Mbps、15MHzなら112.5Mbps、20MHzなら150Mbpsが理論値での最高速度です。

帯域を広く使えれば、それだけ理論的な最高速度は高速になります。

現在多くのLTEが75Mbpsなのは、色々と工夫をして10MHz分をLTEの為の周波帯域として利用しているということです。

これが150Mbpsになるということは、20Mbpsの帯域を確保するということになります。

 

auがCAを採用して最高速度150Mbpsを目指すということですが、単に行ってしまえば、工夫して帯域を20MHz使いますよということです。

通常データ通信は同じ帯域を使って通信を行います。

例えば900~910の10MHz分を使うといった感じです。

CAでは、異なる周波帯域を仮想的に同時に使用することで、安定して高速通信を使う技術です。

例えば800MHzの帯域と2.1GHzの帯域を仮想的に束ねて、効率よく通信を行います。

 

一つ一つ考えると難しいかもしれませんが、LTEの速度の違いは、単純に使っている周波帯の広さの違いです。

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